不要なギター買い取りならどこがいいの?
最低限知っておくべき、ギター買い取り時のポイント
「バンド結成を夢見てギターを買ってみたのはいいものの、難解な指抑えに挫折した。」
「新しいギターを買ったので、古いギターはもう使わなくなった。」
上記のような理由で、ギタリストとしてバンド活動を続けるにしても、続けないにしても、今使うギターを手放す機会があなたにも訪れるかもしれません。
そこで今回は、ギターを売却したい!と思った時に、確認するべきギター買い取り時のポイントを私の体験談を交えながらご説明します。
参考までに私が売却したのはエレキギターで、ブランドはGrassRootsのレスポールです。
売却場所は、家の近くにあるからという理由でブックオフを選びました。
まず1つ目はギターに破損、汚れ等がないか。当たり前ですが、破損している箇所があるとギター買い取り時の評価額が下がります。私が売却した際にはピックアップセレクターが根本から折れていて減点対象になっていました。
次に2つ目はギターのネックが反っていないか。弦を張りっぱなしにしていたり、湿気の影響などでギターのネックが反っているとギター買い取り時の評価額が下がります。理由としては、音が均一に鳴らなくなってしまうからです。これでは綺麗な音を出すことができず、演奏に支障が出てしまうことがあります。
最後に3つ目は自分の中で売却してもいい最低限の評価額を決めておくこと。あなたにとっては大切なギターであっても、使用された時点で中古品です。そのため、ギターの状態によっては想定以上に安い評価額がつくこともあります。その場合、ギターを売却する際に躊躇してしまうため、あらかじめギター買い取り時前に決めておいた方がいいです。
ちなみに私が売却した時は確か約6万円で買ったギターが約1,000円の評価額でした。破損箇所やネックの反りがあったため、正当な評価だと思います。
しかし、こんなに安いものなのか、と心が痛みました。
以上の3つのポイントを事前に確認して納得のいくギター売却を行なっていただけたら幸いです。
ギター買い取りを利用して引っ越し資金を調達
私は学生時代バンドを組んでいたので、部屋に10本ほどのエレキがありました。学生時代は相当熱中していたのですが、社会人になってからはエレキに触れる機会が次第に減っていき、しまいには部屋のインテリアと化してしまいました。
そんな折、仕事の都合で引っ越す事になったので1か月ほどかけて部屋の荷物を整理していたのですが、エレキの扱いをどうしようかは、結構な悩みの種でした。
捨てるのも何となく気が引けるなぁと考えていた所、ハードオフのギター買取のチラシを目にし、「これだ!」と思い立ち早速利用する事に。
ハードオフのギター買い取りは出張サービスにも応じてくれるとの事だったので早速お願いすると、査定の結果1本あたりおよそ4000円、10本合計で4万円ほどとの事でした。
私はフェンダーのギターが好きなので、購入当初はそれなりのお金がかかった記憶があるのですが、それが4万円とは随分安くなっちゃたぁと正直なところ思うには思いました。
しかし使わないものをいつまでも大事に取ってしょうがありませんし、何より、引っ越しの際に結構なお金が必要だった事もあり、思い切ってギター買い取りを承諾しました。
お蔭で引っ越し費用30万円のうち、4万円ほどを思いがけず捻出できたので出費をかなり抑える事ができました。ギター買い取りを利用しなければこの4万円は賄えなかったので、ハードオフのギター買い取りには感謝していますが、ネットのギター買い取りサービスをもっと早く知っておけば、もっとお金が手に入ったのにと後悔もしています。
軽音学部の先輩からのギター買い取り
僕の初めてのマイギターは、BUSKER'S BLS300というレスポールです。
これは自分で探して買ったのではなく、先輩からギター買い取りの話を持ち込まれそこで購入したものなのです。
僕は大学時代、軽音学部に所属していました。メインパートはピアノでしたが、部のライブで部員がギターを弾く姿を何度も見ていて、また第二楽器としてギターを弾いている人もたくさんいました。大学一年の終わり頃、「これは自分も弾けなきゃまずい」とギターを始めることにしました。
早速ギター探しです。本格的にやるわけでもないので、安いギターを探していましたが、なかなか見つからず。
そうこうして悩んでいると、軽音学部の先輩からギター買い取りの話を持ち込まれました。それがそのBUSKER'Sのレスポールだったのです。一万円以内で譲ってもらいました。
初めてのマイギターにワクワクしながら、毎日コツコツと練習し、ある程度弾けるようになりました。今では自分が前から欲しかったセミアコ(Epiphone ES-339)も購入し、毎日楽しく弾いています。
ですが最近、意外な悩みが生まれました。セミアコが万能で音もいいので、それしか弾かなくなり、レスポールを弾く機会がとても少なくなってしまいました。そこで、そのレスポールをギター買い取り業者などに出そうかと思い始めたのです。
ギターを売った経験もなく、どのギター買い取り業者に出したらいいのかさっぱり分かりません。メルカリもアプリ自体は利用していますが、楽器などの大きな荷物は出品した事がありません。
いやでもここは、目先の銭に変えるより、思い出のギターとして、倉庫の隅に置いておいた方がいいのでしょうか。それでも保管していても、経年劣化してしまうので、ネットのギター買い取りサービスを利用してみようと思います。
楽器店でギター買い取りをお願いしました。
学生時代にバイト代を注ぎ込んで買った、セイモアダンカンのテレキャスター。当時で80,000円くらいだった記憶があります。
世代的にジュディマリやミッシェルガンエレファントが好きで、買う時はギターならテレキャスターだろうと即決でした。コピーバンドをやったり、ライブハウスに出させてもらったりと、思い出思い入れはかなりありました。
ジャックやボリュームノブにガリが出てきたのと、弾く時間も無くなってきたのでギター買い取りをお願いする事に決めました。
買ってから20年ほど経っていたため、金属部品にはモヤのような汚れ、元々艶消しナチュラルフィニッシュだったということもあり、かなりくたびれた見た目のギターになってしまっていました。
ギター買い取りなら楽器のプロに見てもらった方が良いと思い、ギター買い取りも行っている楽器店にお願いしました。
正直値段は付かないだろうなと思いながらも買取査定を依頼しました。店員さんは愛想良く受け取ってくれました。査定中に店員さんがアンプにつないで軽く弾いた音を聴いて、懐かしく、やっぱり良い音だなと改めて思いました。待つこと十分前後、査定額が出ました。
査定額は10,000円。値段が付いただけありがたいと思ったので、了承し手続きをしました。誰もが分かるような有名メーカーのギターでなければ、楽器店でギター買い取りをお願いした方が、個人的にも納得感を持って売却出来ると感じました。
ギター買い取りをメルカリでやろうと思うと失敗する
近くのリサイクルショップで購入したエントリーモデルのストラトタイプギターをレリック加工したものが自分では納得いかない出来になってしまい、スペースもとるため、メルカリで売却しました。
元々5000円で購入したものでしたが、送料込み8000円で売れ、クロネコヤマトで匿名配送で送料は600円前後でした。
以前同じエントリーモデルのストラトタイプギターのレリックなしを島村楽器でギター買い取りに出したところ、500円での買い取りになってしまったこともあり、いらない安いギターを売るという点では、リサイクルショップでギター買い取りや、楽器屋でギター買い取りに出すより、ギター初心者の方や興味がある方が買ってくれるので高く売れると思います。
メルカリでのギター買い取りのコツ
- 売りたい額の1.5倍ほどの値段で出品する(値下げ交渉を受けて値下げした方が購入してもらいやすいため)
- 写真は詳細まで伝わるようにとる(前面、後面、ヘッド、傷の位置、ストラトテレキャスはネックの接続部の裏等)
- 説明欄は詳しく書く(定価、状態、メーカー、品番、配線、改造の有無等、ハッシュタグ付け)
説明欄は他でギターを出品している方のものを模倣して記入することをお勧めします。
中古楽器店で満足のギター買い取りを
校内や仲間内のバンドブームに乗せられてついつい購入してしまったエピフォンのレスポール。お得なアンプセットとは言え軽く5万円を越え、当時バイト代も安かった自分にとってはかなり背伸びした買い物でした。
月日は流れ、社会人となってからは滅多に弾く事も無くなり、むしろ邪魔な存在となってしまったのですが、とは言え譲れる様なギター好きな人間も周囲におらず、当然ながらギター買い取り可能なショップを探す事となりました。
高額でのギター買い取りを謳うリサイクルショップは大手を中心に周囲近隣にかなり多かったものの、念の為とネットで口コミ評価を調べれば、満足ゆく様な査定額を提示して貰ったというケースはかなり少なく、すぐに持ち込むべきか迷うところでした。
一方、高額ギター買い取りをしてくれる中古楽器店を調べたところ、ネット無料査定を気軽に出来るお店が多く、それならばと幾つかのお店に写真を送付し、どれだけの査定が付くか比較してみる事に。大切に扱っていただけに状態に関してはかなりの自信がありましたが、それらのうちの一店舗が購入額の半額近い高額査定を提示してくれ、それならばと早速ギター買い取りをお願いしました。
手続きもごく簡単に済みましたし、宅配買い取りなので直接重いギターを店舗に持ち込む手間暇も省けました。またセット購入のアンプやギタースタンドも纏めて買取してくれた為、手間を掛けず部屋をスッキリ綺麗にさせる事が出来たのです。
ギター買い取りはフリマアプリで行った
ギター買い取りは買取業者を使うことも最初は考えました。地元にあるギター買い取り業者があったのでベースのギターを査定してもらいました。しかし、想像以上に査定金額が安かったのでさすがにそこで売りませんでした。
1円でも高く売りたいと考えたので、フリマアプリで個人売買の方が高く売れるのではないかと思いました。
それまではフリマアプリは基本的には買う専門でしたので出品するという立場の経験がなかったので初めは戸惑いもありましたが、絶対に高く売るんだという気持ちが強かったこともあり出品に慣れないフリマアプリを頑張ってやりました。
フリマアプリでやったことは、自分が出品するベースのギターが過去に出品されていないかリサーチをしました。そしてどのくらいで売れているのかをリサーチして、それに近い価格で出品しました。
出品したらすぐに問い合わせがあり、その内容は値下げできますかでした。安く売るつもりはなかったのでその問い合わせにはお断りしました。それから3日経った時に売れました。
ギター買い取り業者で提示された査定金額よりもフリマアプリでの落札された価格の方が高かったです。これには大満足でした。
ただフリマアプリで売るには自分で発送しなければならず、梱包ややり取りが大変でした。今では、ネットのギター買い取りサービスを複数申し込んで、一番高い査定額の業者に売るのが賢いやり方かなと思っています。